イカはそのまま、焼いてお弁当のおかずにしてもいいですが、ちょっとひと手間かけて、一夜干し
にしたイカをササっと焼いても風味が増して美味しいですよ。
イカの種類も、スルメ、ケンザキ、モンゴ、アオリなどたくさんありますが、アオリイカがとくに(一夜干し)にする美味しいです。
◆イカは足を切り離し、ワタを引き抜いて胴の中をきれいにします。
包丁で胴を切り開き、目やくちばしを取って吸盤をはがし取り、イカをキレイに洗います。
ボールに塩水を作ります。(海水と同じくらいの濃さに。目安は水800ccに塩大匙1.5杯) そこにイカを20分ほど漬け込みます。
ただし、イカは塩が効きやすい為、あくまでも塩分は薄めを心がけて下さい。
塩水につけた後、イカの水分をふき取り、ザルや網に並べて干します。長い足を割り箸などに巻きつけると
早く乾きやすくなります。
半日から1日、天気のよい日に、風とおしのいいところに干しましょう。(近くにネコなどいあたら要注意です!)私は洗濯バサミで干しています。干物専用のアミなど持っている人はもちろんそれでかまいません。私は夕方に干して、翌朝まで干します。
◆干し終わったイカはグリルや焼き網、フライパンなどで軽く焼きます。
このとき、身の表面に切り目をいれておくと、皮がくるくると巻かないので、食べやすくなります。
そのまま、マヨネーズを添えてお弁当に入れてもいいですし、バター焼きも子供に喜ばれるかもしれません。
天ぷらもオススメです。
◆余ったら、夜のお酒のおつまみにもなります。
軽く炙って、レモン汁、醤油、マヨネーズ、一味などで召し上がってみてください。
イカを炒めるときは、醤油と一緒に砂糖を入れると醤油がよく絡まるようです。
イカを炒める時、お好みで野菜を一緒にいためますが、私はキャベツ、タマネギ、ニラなど
その日の気分で混ぜています。
焼いたものを、お好みの野菜やドレッシングと絡めてサラダにもいいですよ。
※お弁当関連書籍
てんきち母ちゃんちの朝15分でお弁当